カーテン


清らかな吐息
僕は逃げる
カーテンに包まって
朝を迎えたよ

いったい何が
二人を紡ぐんだ
他人でいても
幸せだろうに

愛していると
言ったときから
とても怖くて
とても苦しいんだ

君は目覚めたのに
僕を探しもしない
朝日を遮っているのは
僕の心なんだろうね