君の花


慣れるまで待っていたら
少しも進めないままだ
忘れ様のない深い傷と
君のくれた種から出た芽

憧れと現実の 接点は
やっぱり少し無理気味だ
忘れ物を残せない日々
君が隠れるよう言う度の罪

僕の靴はもう焼き捨てたか ら
何も二人をつなぐものはない
最後は心だ 言う事を聞かない
最後の心だ 君が刻まれている

快い日差しは まだ
二人の朝を思い出させる
忘れ方を教えてください
君のくれた花が枯れるように