傷


今あなたの隣にいるのは誰かとか
そんなこと気にしているけれど
その居場所を捨てたのは私
そういう強さを見せたかった私

未 だに捨てられないものが多くて
新しいものは全部通り過ぎて
全て循環していく
足りないものだらけのあなたへと

傷 つければ もっと傷つければ
私にしか癒せない 深い傷にすれば
傷つけられれば もっと傷つけられれば
私にしかわからない  そんな傷になれば

忌々しいのは私の心
強く縛られるのを望んでいるのに
どうでもいいって口からでまかせ
戻 れないことを認め始めている